ポケットティッシュの原紙の種類

ポケットティッシュの原紙の種類

ポケットティッシュはその使いやすさから、老若男女問わず、日常的に使用される必需品です。
鼻をかむときや、汚れを拭くときに使いますが、さまざまな用途により
選ぶポケットティッシュの種類が異なります。
 
多種多様なポケットティッシュ製品の中から、気に入った一点を選ぶためには、
ポケットティッシュに用いられる「原紙の種類」についてよく理解することが大切です。
 
ポケットティッシュの原紙には、バージンパルプ100%をはじめ、水溶性原紙や保湿原紙、
再生紙原紙、カラー原紙などがあります。
それぞれの特徴やメリットなどを抑えた上で、
ご自身に合うポケットティッシュを選んでみてはいかがでしょうか。

 1.バージンパルプ100%原紙と再生紙について 

1-1.ポケットティッシュのバージンパルプ100%原紙とは?

木材や非木材などを原料として作られたパルプを用いて製紙されたものを、
「バージンパルプ100%原紙」といいます。
木材100%ということに魅かれて、バージンパルプ原紙を用いて作られたポケットティッシュを
普段使いしている方も多いようです。
 
主な原料に、木材や非木材などが使用されているため、原料を確保するためには森林伐採が必要です。
近年は、メーカー企業の環境に配慮した製品開発が進んでいることもあり、
パルプ用として育てられた森林を使用して製造されたものに関しては、「認証マーク」が付けられています。           
 
《バージンパルプを用いたポケットティッシュの特徴》
バージンパルプ100%の原紙を使用したポケットティッシュの最大の特徴は、
やわらかい手触りや滑らかさ
です。
肌に触れたときのやさしい肌触りは非常に魅力的で、アレルギー体質の方や敏感肌の方にとっても、
非常に優れたティッシュであることが分かります。
 
バージンパルプを用いたポケットティッシュを一度使うと、その「品質の高さ」を、
身を持って感じることができるでしょう。
ポケットティッシュ紙の品質にこだわりたい方には、
バージンパルプ100%のポケットティッシュがおすすめです。

 
 1-2.再生紙のポケットティッシュとは?

「再生紙」のポケットティッシュとは、その名の通り古紙を再生して作った原紙からできた
ポケットティッシュのことです。
古紙100%という場合もありますが、古紙のほか、新しいバージンパルプを加えて製造された原紙もあります。
 
バージンパルプを加えて再生させる理由は、古紙だけでは強度を保てない場合があるからです。
原料の殆どがバージンパルプであっても、少量でも古紙が含まれていれば再生紙と呼ばれます。
 
リサイクル活動が活発になり始めた頃から、世界的に再生紙の利用が活発化しましたが、
ポケットティッシュに関しても、再生紙を使用したポケットティッシュ製品が多く出回っています。
 
《再生紙を用いたポケットティッシュの特徴》
再生紙を用いたポケットティッシュの特徴は、使用感に若干ざらつきがあるということです。
ざらつきが起こる原因は、古紙にインクや繊維などが含まれているためです。
 
肌に触れたときに引っ掛かる感じや、肌を傷つけるのではないかと、再生紙のポケットティッシュを使うことに
不安を感じている方も多いようです。
しかし現在は、メーカー企業の開発努力により、ざらつきについては大きく改善されています。
再生紙を使用していても、ざらつきや肌への負担に関しての不安は大きく軽減しているのです。
 
もう一つの特徴として、再生紙を用いたポケットティッシュは「安い」という点があります。
新しく伐採した木材を使用するバージンパルプ100%の原紙とは異なり、
原料の多くに古紙が使用されていることから、低いコストで製造することができるのです。
 1-3.バージンパルプ100%原紙と再生紙の違い

再生紙を用いたポケットティッシュは、バージンパルプ100%原紙を用いたポケットティッシュに比べると、
品質に関しては劣る点があります。しかし、ある程度の品質が保たれていれば安い方が良いという場合には、
再生紙を用いたポケットティッシュのご利用がおすすめです。
 
尚、再生紙はバージンパルプ100%原紙にくらべ、塩素漂白やダイオキシンが多く含まれていることから
使用を躊躇う方も多いようです。
ざらつきの問題と同じですが、これらの問題に関しても、
メーカー企業の開発努力により大きく改良されています。
 
しかし、敏感肌の方やお子さまの柔らかい肌に使用するような場合には、
肌に適した範囲内で再生紙のポケットティッシュを使うようにした方が安心といえます。


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